イギリスのティータイムは、1日に8回もあることを知っていますか?
日本でも最近は”ヌン活”と呼ばれる、アフタヌーンティーを楽しむ文化が広まっていますよね。
そこで紅茶ファンブログ【あっさむ】では、イギリスのティータイムを8種類紹介します。
朝昼夜の時間帯によって、それぞれの名前が付いているので、詳しくみていきましょう。
イギリスのティータイムは1日に8回もある!
紅茶の本場「イギリス」では、なんと1日に8回もティータイムがあるのです。
しかも時間帯ごとに細かく名前が付いていて、紅茶の種類や食事の内容が変わります。
そこで【あっさむ】では、イギリスのティータイム8種類を下記の表にまとめました。
![イギリスの紅茶時間は、朝昼夜3区分で8種類ある。ヌン活でおなじみのアフタヌーンティーは、その一部。](https://www.assam.fun/wp-content/uploads/2024/01/名称未設定-64.jpg)
イギリスのティータイム:朝の時間帯
まずはイギリスの紅茶時間において、朝から楽しめるティータイムを2種類紹介します。
- アーリーモーニングティー
- ブレックファストティー
アーリーモーニングティー(Early Morning Tea)
最初に「アーリーモーニングティー」とは、朝起きてすぐにベッドで飲む紅茶のこと。
家を出る夫が妻のためにベッドに置くことから、別名”ベッドティー”とも呼ばれます。
![イギリスの紅茶時間【朝】起きてすぐ飲む紅茶をアーリーモーニングティーという。](https://www.assam.fun/wp-content/uploads/2024/01/22782511_s.jpg)
朝食前に温かい紅茶でリラックスとは、イギリスらしい素敵なティータイムですよね。
ちなみにストレートティーは胃を刺激するので、ミルクを入れて飲むのがオススメですよ。
ブレックファストティー(Breakfast Tea)
次に「ブレックファストティー」は、午前8時ごろに朝食と一緒に楽しむ紅茶のこと。
朝の目覚めをスッキリさせるため、例えばアッサムやディンブラなどの濃いめが合います。
![イギリスの紅茶時間【朝】朝食と一緒に飲む紅茶をブレックファストティーといいます。](https://www.assam.fun/wp-content/uploads/2023/07/22010144_s-1.jpg)
日本にも”イングリッシュブレックファスト”と名前の付く紅茶が、たくさん売っていますよね。
meowbowは特にイギリスのアーマッドティーが好きで、ティータイムのお供です。
イギリスのティータイム:昼の時間帯
続いては昼の時間帯に飲まれる、イギリス伝統のティータイムを3種類紹介します。
- イレブンジズ
- ミッディティー
- アフタヌーンティー
イレブンジズ(Elevenses)
「イレブンジズ」は昼食の少し前、午前11時にとるイギリスのティータイム。
朝から仕事をして少し疲れを感じる時間に、お菓子をつまむ休憩の時間です。
![イギリスの紅茶時間【昼】11時頃に軽食と紅茶を楽しむことをイレブンジズという。](https://www.assam.fun/wp-content/uploads/2023/07/3677029_s.jpg)
そのため茶葉には気分転換ができる、爽やかな香りのアールグレイやキームンがぴったり。
![meowbow](https://www.assam.fun/wp-content/uploads/2024/07/紅茶を飲む女性.jpg)
休憩が上手く取れると、午後からの仕事もはかどりますよね。
ミッディティー(Mid-Tea)
また「ミッディティー」とは、午後3時頃に行われるティータイムを意味します。
一般的には昼食と夕食の間に取ることが多く、軽い食時と淡い紅茶が楽しまれます。
イギリスでのカジュアルなおやつ感覚で楽しめる、気軽なティータイムです。
アフタヌーンティー(Afternoon Tea)
続いて「アフタヌーンティー」は、午後4時頃に食べる軽食と紅茶のセットをいいます。
サンドイッチやスコーン、ケーキなどが用意され、優雅なひとときを楽しめるところが魅力。
![イギリスの紅茶時間【昼】朝食と夕食の間に取る優雅なティータイムをアフタヌーンティーと呼ぶ。普段は豪華ではないものもある。](https://www.assam.fun/wp-content/uploads/2024/01/28005561_s.jpg)
イギリスにおいても上記のような豪華なセットは、ホテルなどで食べられる特別なものです。
そのため普段は焼き菓子と紅茶を一緒に楽しむ、「午後のお茶会」という意味で用いられます。
また英国で人気のスコーンは、「英国スコーンの美味しい食べ方!2種類の方式と相性の良い紅茶」にて食べ方を解説しています。
イギリスのティータイム:夜の時間帯
さらに夜の時間帯にも、3種類のイギリス式ティータイムがあります。
- ハイティー
- アフターディナーティー
- ナイトティー
ハイティー(High Tea)
まず「ハイティー」とは、午後18時頃の軽い夕食を兼ねたティータイムのこと。
![イギリスの紅茶時間【夜】お肉と一緒に紅茶を楽しむハイティーという文化もある。](https://www.assam.fun/wp-content/uploads/2024/01/1615672_s.jpg)
ハイは高い(High)という意味ではなく、ハイバックチェアー(背の高い椅子)で食事をとったことが起源と言われています。
またお肉などのメイン料理が楽しめるため、しっかりとご飯を食べたい方にも向いています。
アフターディナーティー(After-Dinner Tea)
続いて「アフターディナーティー」は、その名の通り夕食後に楽しむ紅茶時間です。
薄暗い部屋でシックな雰囲気を演出しながら、優雅に紅茶やお酒を飲む大人のティータイム。
そのため紅茶を選ぶときはダージリンやアッサムなど、ゆったりと味わえる品種が向きます。
ナイトティー(Night Tea)
「ナイトティー」は、寝る前のくつろぎの時間に飲む紅茶を指します。
それゆえカフェインが少ないデカフェ紅茶や、ハーブティーが好まれることが多いです。
![イギリスの紅茶時間【夜】寝る前にはデカフェ紅茶を飲んでまったりするナイトティーも良い。](https://www.assam.fun/wp-content/uploads/2023/05/24275631_s.jpg)
例えばアーマッドティーのデカフェフルーツセレクションなら、果実の香りが楽しめますよ。
まとめ:イギリスのティータイムは1日8回ある!好きな時間に楽しんで!
紅茶ファンブログ【あっさむ】では、イギリスの紅茶時間を8種類紹介しました。
ティータイムが1日に8回もあるなんて、紅茶の歴史が深いイギリスならではの文化ですよね。
meowbowもホテルで過ごすアフタヌーンティーが好きなので、また行きたくなりました。
他には「クリームティーセット」というスコーンのセットなら、簡単にできるのでオススメです。
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