紅茶を入れときは”ゴールデンルール”とよばれる、5つのルールがあることを知っていますか?
また「ゴールデンルールと聞くと、なんだか難しそう」と不安に思う方もいますよね。
そこで紅茶ファンブログ【あっさむ】では、、紅茶のゴールデンルールを簡単に解説します。
ちょっとしたポイントを掴むことにより、おうちの紅茶がより一層美味しく楽しめますよ。
それでは早速、詳しい紅茶の入れ方についてみていきましょう。
美味しい紅茶を入れるための「ゴールデンルール」は5つある!
まず紅茶を淹れるときのゴールデンルール(Golden Rule)には、下記の5つがあります。
- 良質な茶葉を使うこと
- 茶器を温めること
- 茶葉を正確に量ること
- 新鮮な水道水を使うこと
- 蒸らし時間を守ること
![meowbow](https://www.assam.fun/wp-content/uploads/2024/07/紅茶を飲む女性.jpg)
これらのルールを知っておくだけで、いつもの紅茶が1ランクアップ!
紅茶アドバイザーのmeowbowが、1つ目のゴールデンルールから詳しく説明していきます。
紅茶のゴールデンルール(1)良質な茶葉を使うこと
最初の紅茶のゴールデンルールは、「新鮮で良質な茶葉を使うこと」です。
紅茶は自然由来の農産物なので、鮮度や保存状態によって味や風味に大きな違いがあります。
そのため高品質な茶葉を選ぶと、上品で芳醇な味わいが楽しめるようになりますよ。
![ゴールデンルール①良質な茶葉を使う](https://www.assam.fun/wp-content/uploads/2023/05/茶葉(アールグレイ).jpg)
紅茶の茶葉を選ぶときのコツは、賞味期限が近い商品は避けてフレッシュなものを選ぶこと。
そして開封後は常温で保存し、3ヵ月を目途に飲み切ることも大切です。
例えば紅茶の缶に入れておくと、大敵である光・湿気・酸素から茶葉を守ってくれます。
![茶葉の保存は、密閉できる缶が最適。](https://www.assam.fun/wp-content/uploads/2023/04/1313224_s.jpg)
紅茶のゴールデンルール(2)茶器を温めること
次の紅茶のゴールデンルールは、「ティーポットやティーカップなどの茶器を温めること」。
紅茶は乾燥状態の茶葉が開くことにより、その味わいが液中に抽出される飲み物です。
そのためできるだけ高温状態を保つことが、美味しく入れるポイントになります。
![ゴールデンルール②ティーポットやティーカップを温めておくことが大事](https://www.assam.fun/wp-content/uploads/2023/07/3013896_s.jpg)
そして温め方はティーカップなどに熱湯を注ぎ、十分に温まるまで待つだけです。
特に30秒~1分程度お湯を入れたままにしておくと、しっかりと温めることができますよ。
またティーポットを選ぶときは、陶磁器製で底が広いものにすることも大切。
詳しくは、「美味しい紅茶に必要な5つの道具!ティーグッズの選び方も解説」をご覧ください。
紅茶のゴールデンルール(3)茶葉を正確に量ること
リーフタイプの紅茶をいれるとき、あなたは普段どのようにして茶葉を量っていますか?
ティースプーンや計量器を使う方もいれば、なんとなく目分量で決めている方もいますよね。
3つ目の紅茶のゴールデンルールは、「茶葉をティースプーンで正確に量ること」です。
![ゴールデンルール③茶葉の適切な量は1人前3g](https://www.assam.fun/wp-content/uploads/2023/07/名称未設定-60-1024x576.jpg)
なぜなら紅茶の茶葉は、大きさや形・種類・製法によって適量が異なるからです。
例えば同じ3gでも大きめの茶葉ならスプーン山盛り、小さめの茶葉なら小盛りとなります。
そのため最初はキッチンスケールなどの計量器を使って、正確な量を把握することも重要です。
紅茶のゴールデンルール(4)新鮮な水道水を使うこと
続いて紹介する紅茶ゴールデンルールは、「汲みたての新鮮な水道水を使うこと」です。
「水はペットボトルのミネラルウォーターを使う方が良いのでは?」と考える方もいますよね。
しかし美味しい紅茶を入れるためには、空気の量が多い水道水の方が適しています。
![ゴールデンルール④水道水は空気が多くえ、ジャンピングに適している。](https://www.assam.fun/wp-content/uploads/2023/04/1014792_s.jpg)
空気が多く含まれている水道水を使うことにより、お湯の中に対流が起こりやすくなります。
そのため紅茶を入れる時は、日本の水道水(軟水)を使うようにしましょう。
またお湯の沸かし加減は、ボコボコと10円玉ほどの穴が浮かんでくる頃がちょうど良いです。
![円形にボコボコ泡が浮かぶ頃が、沸騰の良いタイミング。](https://www.assam.fun/wp-content/uploads/2023/04/26031617_s.jpg)
間違えやすいポイントをまとめた紅茶クイズは、「【全7問】紅茶に関する○×クイズ!あなたは何問正解できるかな?」をどうぞ。
紅茶のゴールデンルール(5)蒸らし時間を守ること
最後の紅茶のゴールデンルールは、「茶葉の蒸らし時間を守ること」です。
紅茶を入れる時はお湯を注いだ後すぐにフタをして、”茶葉を蒸らすこと”がとっても大切。
特にしっかりと蒸らすことにより乾燥状態の茶葉が開き、紅茶の味が抽出されやすくなります。
![ゴールデンルール⑤お湯を注いだらすぐにフタをして茶葉を蒸らす。](https://www.assam.fun/wp-content/uploads/2023/06/26300744_s.jpg)
一般的には2〜5分程度蒸らすと、風味が十分に引き出されることが多いです。
<茶葉の蒸らし時間の目安>
- リーフティーは、3~5分
- ティーバッグは、1.5分~3分
また15種類のティーバッグ紅茶から蒸らし時間を調べたところ、「2分18秒」という結果に。
詳しくは、「ティーバッグ紅茶の蒸らし時間は3分って本当?15種類の紅茶から調べてみた!」をご覧ください。
まとめ:紅茶ゴールデンルールを知ると、おうちの紅茶が美味しくなる!
紅茶ファンブログ【あっさむ】では、紅茶のゴールデンルールを5つ紹介しました。
- 良質な茶葉を使うこと
- 茶器を温めること
- 茶葉を正確に量ること
- 新鮮な水道水を使うこと
- 蒸らし時間を守ること
特に重要なポイントは、「茶器を温めること」と「蒸らし時間を守ること」です。
meowbowは紅茶のゴールデンルールを学んでから、安定的に美味しい紅茶が入るようになりました。
それぞれのゴールデンルールを知って、あなたの自宅でも紅茶本来の味を楽しんでくださいね。
他の紅茶のいれ方は、「【紅茶のいれ方】ストレートやミルク、レモンなど5種類を紹介!」にて解説しています。
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