「セイロンティーの特徴や選び方が知りたい!」
そんな風に感じている紅茶好きの方は、多いのではないでしょうか?
セイロンティーは種類が豊富で、「どれを選べばいいの?」と迷ってしまうことも。
そこで紅茶ブログ【あっさむ】では、代表的なセイロンティー5種類の特徴を詳しく解説します!
また記事の後半におすすめブランドも紹介するので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
セイロンティーとは?基本情報と特徴を紹介
セイロンティーはスリランカで採れる紅茶
まず「セイロンティー」とは、スリランカで生産される紅茶の総称です。
ちなみに「セイロン」とは、イギリス統治時代のスリランカの旧国名のこと。

現在でもスリランカ産の紅茶は、「セイロンティー」として世界中で親しまれています。
最大の特徴!産地で異なる「味と香り」
そしてセイロンティーの最大の特徴は、産地によって味と香りが大きく異なること。
スリランカには標高差があるため、同じ国でも気候が異なり、独自の個性を生み出しています。
さらに産地をそれぞれの標高ごとに分けると、主に下記の3つに分類されます。
- ハイグロウンティー(高地産/標高1200m以上):香り高く爽やか。輸出量が多い。
- ミディアムグロウンティー(中地産/標高600〜1200m):クセが少なくまろやか。
- ローグロウンティー(低地産/標高600m以下):濃厚で甘みがあり、水色が濃い。
セイロンティーの種類と特徴【産地別5選】
またセイロンティーは産地によって茶葉の名前が決まっており、それぞれに魅力があります。
そこで【あっさむ】では、代表的な5種類の特徴とおすすめの飲み方を一覧でまとめました。
紅茶名 | 標高 | 特徴 | 味わい | おすすめの飲み方 |
---|---|---|---|---|
ウバ | 高地 | メントールな香り 渋みとコク | 爽快で深みがある | ミルクティー |
ディンブラ | 高地 | バランス型、万能 | クセが少なく飲みやすい | ストレート/ミルク |
ヌワラエリヤ | 高地 | 緑茶に似た香り | 軽やかで上品 | ストレート |
キャンディ | 中地 | マイルド クセが少ない | 甘く穏やか | レモンティー/アイス |
ルフナ | 低地 | 甘みとコクが強い | 濃厚でまろやか | ミルクティー |
セイロンティーの特徴とおすすめの飲み方
次にウバやディンブラなど主要な産地で採れる、セイロンティーの特徴を深掘りしていきます。

1.ウバ
まず、セイロンティーの1種「ウバ」は世界三大紅茶で、スーッとする香りが特徴。
特に爽快な渋みとコクはウバ独自の魅力であり、明るい深紅色の水色がとても美しいです。

そのため紅茶の飲み方はストレートティーもしくは、ミルクティーがよく合います。
詳しくは、「ウバ紅茶ってどんな味?スーッとする爽快感が特徴の世界三大紅茶」をご覧ください。
2.ディンブラ
またディンブラ地区で採れる「ディンブラ」は、クセが少なく飲みやすい味が魅力。
そのためイングリッシュブレックファストなど、ブレンドティーの茶葉にもよく使われますよ。

さらにレモンティーやミルクティーなど、飲み方を自由に選べるところも人気の理由。
ディンブラ紅茶は、「ディンブラとは?味と香りのバランスが良いスリランカ産の紅茶!」にて詳しく解説しています。
3.ヌワラエリア
さらにヌワラエリアで採れる茶葉は、上品な渋みと柔らかいコクが特徴です。
水色は淡いオレンジ色で、緑茶に似た味を楽しむため、ストレートティーで飲むのがおすすめ。


爽やかな渋みと香りが、レモン風味のお菓子と相性抜群です♪
4.キャンディ
そして代表的な中地産のセイロンティーは、スリランカの古都にある「キャンディ」。
「キャンディ」と聞くとお菓子を連想する方もいますが、紅茶の産地「Kandy」とは別物です。

マイルドでクセが少なく、レモンティーやアイスティーなど幅広いアレンジに適しています。
5.ルフナ
さらに標高600m以下の地域で採れる紅茶は、スリランカ語で「南」を意味するルフナが有名。

黒糖のような甘みがあり、しっかりと濃厚な味わいで、赤褐色の水色も特徴です。
そのためミルクティーにぴったりな茶葉で、特に中東での人気が高い品種となります。
セイロンティーが買える!おすすめブランド5選
また「セイロンティーはどこで買えるの?」と思う方もいますよね。
そこで紅茶ブログ【あっさむ】では、おすすめの紅茶ブランドを5社紹介します。

1. サー・トーマス・リプトン
まず紹介するのは、ゴールドと黒のパッケージが素敵な「サー・トーマス・リプトン」!
日本でも有名な紅茶ブランドの1つ、「リプトン」のプレミアムラインが楽しめます。
特にディンブラやヌワラエリアなど、珍しいセイロンティーが味わえるアソートセットが人気。
2. カレルチャペック紅茶店
次に「カレルチャペック紅茶店」は、可愛いパッケージでギフトに最適なブランドです。
ルフナ茶葉を使ったピーチティーやキャラメルティーなど、個性豊かな商品が販売されています。
3. ディルマ(Dilmah)
また「ディルマ」は、スリランカ発の本格ブランドです。
「ワッテ(Watte)」シリーズは、産地別の高品質な茶葉が使われており、飲み比べにも最適。
4. ジョージスチュアート
そして「ジョージスチュアート」は、老舗の紅茶ブランドで、ANAラウンジでも提供。
シンプルながら上品なパッケージは、自分用はもちろんギフトにもおすすめですよ。

5. アムシュティー(amsu tea)
最後に紹介するのは、華やかなパッケージの「アムシュティー」。
フルーツや花の香りを付けたフレーバードティーが中心で、豊かなティータイムが楽しめます。
まとめ:セイロンティーの特徴を知って、好みの紅茶を見つけよう!
この記事では、セイロンティーの特徴や選び方、さらにおすすめブランドまでご紹介しました。
その中でも紅茶アドバイザーのmeowbowが特におすすめしたいのは、高地産の「ディンブラ」。
クセが少なく飲みやすい味わいで、ストレートやミルクなどアレンジも楽しめる紅茶です。
ぜひあなた好みのセイロンティーを見つけて、毎日のティータイムに取り入れてくださいね。
英語のスペルや紅茶の名前を一覧で知りたい方は、「【保存版】紅茶40種類のまとめ一覧表!英語のスペルと産地も!」をご覧ください。
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