「アッサムティーはどんな味の紅茶なの?」と思っていませんか?
紅茶にはたくさんの種類があるため、味のイメージが浮かびにくい品種もありますよね。
そこで今回は私が大好きでいつも飲んでいる、アッサムティーの魅力を紹介します!
またクオリティーシーズンやおすすめの商品も解説していくので、ぜひご覧ください。
アッサムティーは、インドの「アッサム地方」で採れる紅茶
まずアッサムティーとは、インドの「アッサム地方」で採れる紅茶という意味です。
インドの北東に位置しており、ブラーマプートラ川沿いには多くの茶園が広がっています。

そして紅茶の分類は、栽培される地域で名称が決まる「エリアティー」に入ります。
アッサムティーの特徴とは?味や香り・水色を詳しく解説!
続いてアッサムティーの味や香り、水色の特徴について、詳しくみていきましょう!

特徴①濃厚で力強い味わい
まずアッサムティー最大の特徴といえば、その濃厚で力強い味わいにあります。
そして黒糖やレーズンに例えられる、しっかりとしたコクも魅力的といえるでしょう。
特徴②甘くて柔らかい香り
次に甘くて柔らかい香りがするところも、アッサムティーの素敵なところ。
そしてこの香りは、紅茶用語で「モルティーフレーバー(Malty=麦芽)」と表現します。
meowbowはこの香りが大好きで、お湯を注いでいるたけで幸せな気分になれるのです。
特徴③濃い赤褐色の水色
さらにアッサムの水色といえば、濃い赤褐色であることも特徴的。
特に他の茶葉と比べると水色がかなり濃いので、品種の見分けもしやすいです。
例えばダージリンやニルギリなどオレンジ色の水色と並べると、色の濃さがよくわかります。
「アッサムの水色」
濃い赤褐色(せきかっしょく)

「ダージリンの水色」
明るいオレンジ色

アッサムティーには2種類の茶葉ある!?
またアッサムの茶葉は、2種類の製法で作られていることをご存じですか?
そこで昔からある「オーソドックス製法」と、機械化した「CTC製法」を紹介します。
1.オーソドックス製法
まず「オーソドックス製法」とは、伝統的な手法で茶葉を作る方法です。
茶葉のサイズが大きいため、お湯を注いだとき優雅に浮かぶ姿が見られます。

ただし生産に手間がかかるので、高品質な紅茶を作るときに活用されることが多いです。
2.CTC製法
またCTC製法は、茶葉を砕いて(Crush)、裂き(Tear)、丸める(Curl)方法のこと。
丸くてサイズが細かい茶葉なので、ティーバッグの中身として使われることが多いです。
そして機械を使って人工的に茶葉を加工するため、大量生産できるところがメリット。

ちなみにアッサム地方で採れる茶葉の約90%は、CTC製法で作られています。
クオリティーシーズン
さらに紅茶にはクオリティーシーズンといわれる、旬の時期があります。
アッサムティーの場合は、5~6月のセカンドフラッシュがクオリティーシーズン!

この時期に採れる商品には、「クオリティー」とパッケージに書かれることが多いです。
また金芽(ゴールデンチップ)という金色の産毛が入ると、さらに貴重な茶葉になりますよ。
その他のクオリティーは、「紅茶のクオリティーシーズンとは?産地別に時期や特徴を解説!」にて詳しくまとめています。
アッサムティーおすすめの紅茶商品3選!
最後に私が実際に飲んだ、おすすめのアッサムティーを3種類紹介します。
1.トワイニング「ゴールデンアッサム」
まずトワイニングの「ゴールデンアッサム」は、旬の味がティーバッグで楽しめる商品!
大型スーパーで取り扱っていることも多いため、手軽に購入できるところも良いです。
2.ダーヴィルズオブウィンザー「ロイヤルティアッサム」
そして美味しいアッサムが飲みたい方には、ダーヴィルズオブウォンザーがおすすめ!
特に「ロイヤルティアッサム」は、ミルクティーにすると濃厚なモルティー感を味わえます。
あまり知られていない商品ですが、百貨店の英国展やAmazonなどでの取扱いがあります。

3.ルピシア「ハプジャンパルバット」
またコスパが良いアッサム茶葉を探しているなら、ルピシアもイチオシです。
例えば「ハプジャンパルバット」は、細かいCTC茶葉を使ったコク深い味わいが特徴。

低価格でしっかりとアッサムの良さが味わえる商品なので、私はとても気に入っています。
まとめ:アッサムティーは、ミルクティーにぴったりなインドの紅茶
紅茶ブログ【あっさむ】では、アッサムティーの特徴を詳しく紹介しました。
インド北東部のアッサム地方で採れる茶葉は、濃厚な味わいがとても魅力的です。
また水色が濃く甘い香りがするため、特にミルクティーが好きな方におすすめの品種。
コメント